傾斜解析 その1 ~傾斜と風~ [傾斜攻略]
傾斜解析 その1 ~傾斜と風~
一概に関係があまりなさそうな傾斜と風の関係について突き詰めていきます。
ぶっちゃけ、一つの事象を検証するのに数時間~数十時間とありえないことになってるんですが^q^
まぁいいですけど・・・。
では、はじめます。
検証を始める前に以下のことを頭に入れて置いてください。
1、データ取りは基本的にアイスキャノン11H。
2、人間のやることなので誤差がある。(といっても大きなものではない。)
3、高低差のカメラワークによる着弾の見え方を補正している。
(着弾点2つのポインタを最大拡大し、そのズレを平均している)
4、基本カップの中心はココ↓
SSは2Pですが1Pでも横幅は22pixです。半分の11pixに分割してその境界を中心と仮定します。
●部分はずらすたびに形が変化して見づらいですが横幅は8pixから変化しないようです。
以上のことを頭に入れておいてください。
では、はじめます。
まず、傾斜係数と風係数についてです。
傾斜を風速換算してやってるYO!って人は結構居ますよね。
そのやり方は間違いではないと思います。
一つの基準としては斬新というか考えやすいやり方です。
ただし、風速換算しているからといって風係数を利用して計算してはいけません。
下の図は1W316y+ロロSRトマで
MAX打ちを1として傾斜係数と風係数の違いを比較したものです。
この図から読み取れることは、
・傾斜の影響は弾道を「放物線」に変化させる。
・80%~90%までの係数変化の割合は近似している。
・90%~100%の係数変化の割合は傾斜の方が大きい。
・80%~100%までの係数差は傾斜のほうが大きい。
以上の2つから、
当然、風係数を利用しての傾斜計算はやってはいけないことがわかりますね。
傾斜を風速換算するのであれば、傾斜係数なるものを用意しなければならないです。
でもこのやり方だとはっきり言って覚えにくいです。
風速換算の傾斜係数と風係数は80~90%はほぼ同等な数字になるはずなので
計算間違いしやすいです。
覚えやすくするにはどうすればいいのか。
自分は基準点を1にして考えるのがやりやすいと思いますね。
基準点っていうのは100%であったり80%であったりのことです。
100%を基準点とすると
100%で1yずれる傾斜で、80%で打つ場合(上記グラフ参照)
1y×0.4(40%)=約0.4y
になりますね。
こんな感じで基準点設けてやれば覚えやすいかもしれないですね。
では、次にいきます。
次は縦風の傾斜影響についてです。
みなさんは横ずらしの計算をするときに縦風を当然考慮して計算すると思います。
例えば横影響4m縦影響アゲ6.92mの場合と横影響4m縦影響なしの場合
当然アゲ6.92mの係数の方が大きくなると思います。
強く打つぶん滞空時間であったり弾道の違いにより風影響を大きく受けるからですね。
では果たして傾斜はどうなのかっていう話です。
巷では純粋に残距離に依存するとか色々言われてますが果たしてどうなんでしょうね。
実際のところやるまでもないんですが、傾斜影響が弾道を放物線に変化させている以上
それはないと思うんですよね。高低差影響然り。
では、検証していきましょう。
~検証その1 アゲ風時~
画像1
上記は2つの地点に高低差があるので
2つのポイントで最大拡大して2つの距離を平均値を横幅とします。
この場合315pixです
画像2
上記は高低差がないのでそのまんまつかいます。
というわけで313pixです。
というわけで上記画像の条件ですが、
・同一地点同一傾斜に置いてほぼ最大傾斜でショット(人間技なのでほぼってことです。)
・ほぼ同一座標から計測
・ずれを測るために同一地点からセーフティを使ってショット
・1WSPMAXスピン7トマ
・画像1はアゲほぼ8m画像2はアゲ1.6mぐらい
比較してもらったらわかると思いますが、
323.28y飛んでいる画像1のズレが315pix
331.85y飛んでいる画像2のズレが313pix
2pixの差は誤差と考えてもらって大丈夫でしょう。
厳密にこの誤差は
1、画像1は着弾点に高低差が付いている
2、両方の画像に当てはまることですが、
最大傾斜時と釘を使って打ったときと比べると傾斜影響のせいで0.1~0.3度ほど風影響を受けている。
3、計測しているオレのずらし誤差
この辺が考えられますね。
まぁ何はともあれほぼ同等のずれであったことが証明されましたね。
このことから傾斜ズレが残距離のみに依存するっていうのは間違いということになります。
「アゲ風の時」の傾斜係数は極めてSPに依存する可能性が高いという結果になりました。
1の画像の横ズレの測り方が腑に落ちねーぞこら!何が平均だよふざけんな!
っていう人は自分で数時間掛けてやってみたらどうでしょうか?
結果は同じだと思いますが。
では次に行きます。
~検証2 フォロー風時~
次にフォロー風時の検証です。
条件は
・1Wスピン7トマSP80%
・残りは検証1と同条件
画像張るの面倒なんで結果から
まず80%の真横風1mのズレが129pixです。(誤差1~2pixほどあるかもしれません。)
同一SPのフォロー4mで打ったときのずれがこれです。
画像3
高低差ないところにおとしたのでこのまんま141pixです。
SP依存じゃねーじゃねえか!ボケ!
とかいわないでくださいね^^;
「アゲ時は」ってことですから。
結果からいうと伸びた距離だけ多くずれております。
縦風なしの時SP80%+3ドットのときとほぼ同等のズレになります。(厳密に言うと4pixほど違いますが)
飛距離も大体同じです。
これは、80%フォロ4m≒80%+3ドットってことになりますねぇ。
たぶんこのことから残距離にのみ依存するって考えが生まれたんでしょうね。
ですけど、それは違います。
低SPではこのように似たような数字になるだけです。
自分のパワーだと90%未満なら残距離のみ依存でやっても
差し支えないレベルだとは思います。
その検証についてはまた次回・・・。
というわけで長くなりましたが今回はこのへんで終わりますね~。
一概に関係があまりなさそうな傾斜と風の関係について突き詰めていきます。
ぶっちゃけ、一つの事象を検証するのに数時間~数十時間とありえないことになってるんですが^q^
まぁいいですけど・・・。
では、はじめます。
検証を始める前に以下のことを頭に入れて置いてください。
1、データ取りは基本的にアイスキャノン11H。
2、人間のやることなので誤差がある。(といっても大きなものではない。)
3、高低差のカメラワークによる着弾の見え方を補正している。
(着弾点2つのポインタを最大拡大し、そのズレを平均している)
4、基本カップの中心はココ↓
SSは2Pですが1Pでも横幅は22pixです。半分の11pixに分割してその境界を中心と仮定します。
●部分はずらすたびに形が変化して見づらいですが横幅は8pixから変化しないようです。
以上のことを頭に入れておいてください。
では、はじめます。
まず、傾斜係数と風係数についてです。
傾斜を風速換算してやってるYO!って人は結構居ますよね。
そのやり方は間違いではないと思います。
一つの基準としては斬新というか考えやすいやり方です。
ただし、風速換算しているからといって風係数を利用して計算してはいけません。
下の図は1W316y+ロロSRトマで
MAX打ちを1として傾斜係数と風係数の違いを比較したものです。
この図から読み取れることは、
・傾斜の影響は弾道を「放物線」に変化させる。
・80%~90%までの係数変化の割合は近似している。
・90%~100%の係数変化の割合は傾斜の方が大きい。
・80%~100%までの係数差は傾斜のほうが大きい。
以上の2つから、
当然、風係数を利用しての傾斜計算はやってはいけないことがわかりますね。
傾斜を風速換算するのであれば、傾斜係数なるものを用意しなければならないです。
でもこのやり方だとはっきり言って覚えにくいです。
風速換算の傾斜係数と風係数は80~90%はほぼ同等な数字になるはずなので
計算間違いしやすいです。
覚えやすくするにはどうすればいいのか。
自分は基準点を1にして考えるのがやりやすいと思いますね。
基準点っていうのは100%であったり80%であったりのことです。
100%を基準点とすると
100%で1yずれる傾斜で、80%で打つ場合(上記グラフ参照)
1y×0.4(40%)=約0.4y
になりますね。
こんな感じで基準点設けてやれば覚えやすいかもしれないですね。
では、次にいきます。
次は縦風の傾斜影響についてです。
みなさんは横ずらしの計算をするときに縦風を当然考慮して計算すると思います。
例えば横影響4m縦影響アゲ6.92mの場合と横影響4m縦影響なしの場合
当然アゲ6.92mの係数の方が大きくなると思います。
強く打つぶん滞空時間であったり弾道の違いにより風影響を大きく受けるからですね。
では果たして傾斜はどうなのかっていう話です。
巷では純粋に残距離に依存するとか色々言われてますが果たしてどうなんでしょうね。
実際のところやるまでもないんですが、傾斜影響が弾道を放物線に変化させている以上
それはないと思うんですよね。高低差影響然り。
では、検証していきましょう。
~検証その1 アゲ風時~
画像1
上記は2つの地点に高低差があるので
2つのポイントで最大拡大して2つの距離を平均値を横幅とします。
この場合315pixです
画像2
上記は高低差がないのでそのまんまつかいます。
というわけで313pixです。
というわけで上記画像の条件ですが、
・同一地点同一傾斜に置いてほぼ最大傾斜でショット(人間技なのでほぼってことです。)
・ほぼ同一座標から計測
・ずれを測るために同一地点からセーフティを使ってショット
・1WSPMAXスピン7トマ
・画像1はアゲほぼ8m画像2はアゲ1.6mぐらい
比較してもらったらわかると思いますが、
323.28y飛んでいる画像1のズレが315pix
331.85y飛んでいる画像2のズレが313pix
2pixの差は誤差と考えてもらって大丈夫でしょう。
厳密にこの誤差は
1、画像1は着弾点に高低差が付いている
2、両方の画像に当てはまることですが、
最大傾斜時と釘を使って打ったときと比べると傾斜影響のせいで0.1~0.3度ほど風影響を受けている。
3、計測しているオレのずらし誤差
この辺が考えられますね。
まぁ何はともあれほぼ同等のずれであったことが証明されましたね。
このことから傾斜ズレが残距離のみに依存するっていうのは間違いということになります。
「アゲ風の時」の傾斜係数は極めてSPに依存する可能性が高いという結果になりました。
1の画像の横ズレの測り方が腑に落ちねーぞこら!何が平均だよふざけんな!
っていう人は自分で数時間掛けてやってみたらどうでしょうか?
結果は同じだと思いますが。
では次に行きます。
~検証2 フォロー風時~
次にフォロー風時の検証です。
条件は
・1Wスピン7トマSP80%
・残りは検証1と同条件
画像張るの面倒なんで結果から
まず80%の真横風1mのズレが129pixです。(誤差1~2pixほどあるかもしれません。)
同一SPのフォロー4mで打ったときのずれがこれです。
画像3
高低差ないところにおとしたのでこのまんま141pixです。
SP依存じゃねーじゃねえか!ボケ!
とかいわないでくださいね^^;
「アゲ時は」ってことですから。
結果からいうと伸びた距離だけ多くずれております。
縦風なしの時SP80%+3ドットのときとほぼ同等のズレになります。(厳密に言うと4pixほど違いますが)
飛距離も大体同じです。
これは、80%フォロ4m≒80%+3ドットってことになりますねぇ。
たぶんこのことから残距離にのみ依存するって考えが生まれたんでしょうね。
ですけど、それは違います。
低SPではこのように似たような数字になるだけです。
自分のパワーだと90%未満なら残距離のみ依存でやっても
差し支えないレベルだとは思います。
その検証についてはまた次回・・・。
というわけで長くなりましたが今回はこのへんで終わりますね~。
傾斜解析 ~はじめに~ [傾斜攻略]
はいはい鱈鱈。
傾斜攻略書け書け言うんでそろそろ始めていきますよ^q^
ぶっちゃけおぼえゲーしてろ。
うん。
覚えゲーは正義ですよ。
うん。
オフ大会なんて覚えゲーが物をいいますし。
うん。
まぁそんなことを言ってては元も子もないので、チャントやります。
傾斜攻略っつーよりも解析の域まで行きますので。
完全ガチでいきます。
楽しみにしてくださいね。
※ガチ勢じゃないと眩暈や吐き気、痙攣を起こす場合があります。
最悪死に至ることもあるので注意してください。
内容についてですが・・・
まず大きく分けて2つの項目に分けてやって行こうと思います。
1、傾斜と係数の関係性や法則、風と傾斜の違いについて
2、オレ流傾斜の読み方
この2つですね。
※基本的に単位はピクセルになるのでご了承ください。
1についてはデータグラフなどを利用しての比較など数学的にやっていきます。
2については自分の傾斜の読み方についてです。
こんな感じで進めていきます。
いま必死にSSとデータ取ってる最中なのでもう少しお待ちください^q^
傾斜攻略書け書け言うんでそろそろ始めていきますよ^q^
ぶっちゃけおぼえゲーしてろ。
うん。
覚えゲーは正義ですよ。
うん。
オフ大会なんて覚えゲーが物をいいますし。
うん。
まぁそんなことを言ってては元も子もないので、チャントやります。
傾斜攻略っつーよりも解析の域まで行きますので。
完全ガチでいきます。
楽しみにしてくださいね。
※ガチ勢じゃないと眩暈や吐き気、痙攣を起こす場合があります。
最悪死に至ることもあるので注意してください。
内容についてですが・・・
まず大きく分けて2つの項目に分けてやって行こうと思います。
1、傾斜と係数の関係性や法則、風と傾斜の違いについて
2、オレ流傾斜の読み方
この2つですね。
※基本的に単位はピクセルになるのでご了承ください。
1についてはデータグラフなどを利用しての比較など数学的にやっていきます。
2については自分の傾斜の読み方についてです。
こんな感じで進めていきます。
いま必死にSSとデータ取ってる最中なのでもう少しお待ちください^q^